せきもと なおひろ(唐獅子牡丹のなお♪)さん
■練馬区下石神井在住
■イラストレーター・JEEP島広報
■ホームページアドレス
whale leaf
http://www3.plala.or.jp/whaleleaf/
CLUB JEEP
http://www.jeepisland.com/
■作品「東風吹かば」
[ボクネンズアート スタッフ miki]
せきもとなおひろさんは、とてもピュアで温かい人でした。
ボクネンさんが日ごろ言っている、自然との共生や、補色の話など、せきもとさんも同じ事を言ってらしたので、どんどん話に引き込まれてしまいました。
たぶんあわあわしたのもこの影響もあったのでしょうね(笑)
こんな方が、「東風吹かば」を大事に思ってくださってとても嬉しく思います。
大銀杏の木のそばで「東風吹かば」の花の精もせきもとさんもすごく、いごこちよさそうです。
そして、せきもとさんの「東風吹かば」に寄せる熱い思いを小説のように綴って下さいました。
ぼくの飛梅伝説=東風吹かば=
ぼくは、1987年10月2日17歳の時、この太宰府天満宮に訪れている。
幼い頃から好きだった、さだまさしの「飛梅」と云う曲に惹かれ、その地に赴いた。
しかしながら、その頃ぼくは、この「飛梅伝説」について良く知らなかった。
地元のラーメン屋さん入った時、お店のお姉さんに、この「飛梅伝説」を聞いた記憶がある。
しかし、あれから20年後に、再びこの「飛梅伝説」に触れる事となろうとは、夢にも思わなかった。
2007年5月1日の事です。
まだ行った事のない沖縄の地、そして海に憧れていたぼくは、その日琉球の言葉を使ってひとつの詩を作りました。
=清らなる小さき島よ=
曇りし 心(ちむ) 正しき島よ
真心(まぐくる)ん持ち主よ
行ちゅんどやかなし 待ちみそり里前
清ら海 清ら空 まぶしき太陽(てぃだ)よ
白塗(しらぬい)ぬ小舟(くぶに)で
行ちゅんどやかなし まちみそり里前
真南風(まふぇかじ)鳴響(とよむ)み
清らなる 小さき島よ
この詩は、沖縄のアーティストTINGARAさんの曲から言葉を幾つか引用し、作ったJEEP島の歌です。
JEEP島とは、2006年に渡った、ミクロネシア連邦のトラック環礁の中に浮かぶ無人島のコト♪
沖縄に憧れを持つも、このTINGARAさんのアルバムを持っている事を、ぼくはすっかり忘れていたのです。
そして、この日ふっと思い出し、TINGARAさんの曲に再び触れた訳です。
そして、その時に作った詩が、この「清らなる小さき島よ」です。
最初、この「曇りし 心(ちむ) 正しき島よ」と云う一行は、「曇りし 心(ちむ)正しき貴女よ」と書いてありました。
ぼくの、叶わない恋心を抱いている相手に詠んだ謌でしたが、
「島」と云う言葉に置き換えて、自分の気持ちを封印しようとしました。
TINGARAさんの曲を知るキッカケになったのは、沖縄の版画家である名嘉睦稔さんの展覧会に訪れたのがキッカケです。
2001年の嵐の様に雨が降りしきる日でした。
ぼくの持っているTINGARAさんのアルバムには、この名嘉睦稔さんの版画がたくさん載っています。
ぼくは、このアルバムの中にある名嘉睦稔さんの美しい絵を携帯の待ち受け画面にしようと、
携帯の写メで、ある一枚の絵を撮ろうとした時です。
其処に描かれている、女神が微笑みかけた様に見えたのです。
まさか、絵が微笑みかけてくる事など、あり得ない・・・・
ただの思い過ごしだろう、と想っていました。
少し前、プロバイダーを変更した事もあって、ボクネンズアートさんからのメール案内が
届かなくなってしまうな・・・・と、想ったぼくは、メールアドレスの変更をギャラリーに送りました。
その時、たまたまボクネンズギャラリーのホームページを開いたのです。
展覧会が最終日と云う事を知って、雨が降っていましたが、友達を誘って行く事にしました。
ボクネンさんの絵を見る日は、いつも雨なのだな・・・・なんて、不思議な気持ちもありました。
友達と待ち合わせて、ギャラリーを伺ったのですが、
その時展示してある名嘉睦稔の版画の中には、 胸を打つ様な作品はありませんでした。
友達とギャラリーの方が話しているのを見て、「俺も仲間に入れてぇ~!!」 と、話に加わりました。
そして、その時ギャラリーの方にコチラへ伺った経緯を話しました。
「あら、そんな偶然があったのですか?」なんて、和気あいあいと話していました。
そして、ぼくが『実は、睦稔さんのある絵の女神さんに微笑みかけられて、来たんですよ♪
ホラ、写メで撮って待ち受けにしたんです♪』
と、その時です。ギャラリーの方が、あわあわとしています。
「あの・・・・、その絵飾ってませんが、裏にあるんです」との事。
なんて、素敵な偶然なんだろうと想っていました。
ギャラリーの方が、本物のその絵(版画)を持って来てくれました。
まさに、ぼくに微笑みかけた女神様でした。
しかし、その不思議な偶然は、それだけで終わりませんでした。
ギャラリーの方が、この絵の説明をしてくれた時です。
「この絵は、"東風吹かば"と言うタイトルで、飛梅伝説をモチーフに作られたモノなんですよ」
と、聞いたぼくは、「ぼくは、昔、その飛梅伝説の梅ノ木を見に、太宰府天満宮までバイクで行った事があるんですよ」
と、伝えるとギャラリーの方は、またアワアワし出しました。
「あの、失礼ですが、あなたはこの絵が、飛梅伝説をモチーフにした"東風吹かば"である事は、御存知だったのですか?」
いいえ、ぼくは何も知らずに、ただ写真を撮っただけですよ。
ぼくは、想いました。
嗚呼、コレは確実に呼ばれたな・・・・って。
JEEP島を知った時と、同じ様に。
それから、延々とギャラリーの方とお話をしたのですが、偶然はまだまだ終わらなかったのです。
ぼくが、自然と人間の共存について話した時も、ギャラリーの方はアワアワとしていました。
「その言葉、名嘉睦稔さんも、まったく同じ事を言っているんですけど」
そして、ぼくの哲学でもある「光と影の法則」についても話したら、ギャラリーの方はまた、アワアワし出しました。
「その言葉も、名嘉睦稔さんが、まったくそのまま同じ事を言っていたんですよ!!」
さすがに、ぼくも驚きました。
そして、また延々と話していると、もうそれは驚く程に数多くの共通点がありました。
その時、ぼくの財布には、たったの1,000円しか入っていませんでした。
その上、生活はカツカツで、毎日喰うや喰わずの生活でしたので、とてもじゃないけど
絵を買える余裕なんて、微塵もありませんでした。
でも、ぼくは想いました。
この"東風吹かば"の絵は、確実にぼくを、此処に呼び寄せた。
この、飛梅の女神は、ぼくの傍にあるべくして、此処にあるのだと想いました。
ぼくは、迷わずこの"東風吹かば"を購入しました。
口では、「ヤバイヤバイ!!明日から、どうやって生活すればいいんだ?どうやって、
この支払いをしていけばいいんだ?」
などと、言っていましたが、なんくるないっさ~♪
なるようになる!!この流れに身を任せてみよう!!
そう、想ったのです。
そして、5月のとある日の朝の事です。
ひさしぶりに、早寝早起きして、お腹が空いたので、コンビニに向かった帰り空に飛行船が飛んでいました♪
コレは、大変だぁ~!!カッコイイ~!!待って、待って!!
・・・・と走り帰って、カメラ持って、写真撮ろうと、必死に追い掛けるも、見えなくなってしまいました。
ゼェゼェ言いながら、公園に立ち寄り、大好きな銀杏の樹に抱きついて、御挨拶(^人^)
その時です。
『ケキョ・・・・』と一瞬、うぐいすの鳴き声が♪
あれ?5月のこんな暑い日に、まさかねぇ・・・・違う鳥かな?
なんて、思いながら花の写真を撮っていました。
すると『ホーホケキョ♪』と、美しいうぐいすの鳴き声が!!
5月に来た事なんてなかったのに!!
実は、今年ひさしぶりに、いつもの梅が咲いてる時期に、うぐいす帰って来てくれたんですが、
なんか鳴き方が下手くそで、『ケキョケキョ?』なんて、鳴いてすぐに居なくなっちゃったんですね。
嗚呼・・・・数年ぶりに、声が聴けたのに・・・・下手な上に、あっという間かぁ ・・・・って。
下手でも良いから、鳴いて欲しかったんですけどね^^
これは、もしかしたら帰って来てくれて、わざわざ鳴いてくれたんじゃないかって、そう想ったのです。
うぐいすは、綺麗な声で、何度も何度も鳴いてくれました♪
でも、今の今まで何度探しても、うぐいすは姿を見せてくれなかったのに、今回始めて姿を見せてくれたんです♪
『やった♪』・・・・って、カメラ構えた瞬間、逃げて行ってしまいました(T_T)
えええ・・・・もう、行っちゃうの~?
と呟き、うぐいすが飛んで行く後ろ姿見て、帰ろうとしたら、飛んで行った方向から
『ホーホケキョ ホーホケキョ』と、お別れの御挨拶までしてくれました♪
とても、素敵な朝でした^^
それから家に帰り、また床について眠りました。
そして、また起きてからパソコンを開いた時、驚いてしまいました!!
何故なら、ボクネンズアートギャラリーさんからのメールが入っており
『明日、東風吹かばをお届けします』とのメールだったからです。
"梅にうぐいす"と言います。
ぼくは、あのうぐいすは東風吹かばの遣いだったのだと、そう想いました。
ギャラリーの方で、この"東風吹かば"を穴の空く程に見ていたのですが、翌日届いた
"東風吹かば"を見るまで気付かなかった事がありました。
それは、この"東風吹かば"の絵の中には、うぐいすが描かれていた事です。
ぼくは、言い知れぬ感動と不思議を感じました。
東風吹かば
匂ひおこせよ 梅の花
あるじなしとて 春な忘れそ
これは、菅原道真公が詠んだ謌です。
ぼくは、それから少し"菅原道真公"の事を調べてみました。
すると、驚く事がまたあったのです!!
大阪の淀川、菅原町・淡路町、これらは、ぼくが兵庫県に住んでいた頃、よく不思議な気持ちで眺めていた河、そして母の住んでいた街、そして兄が住んでいた街ですが、これらはすべて菅原道真公所縁の地だったのです。
そして、記憶になかったのですが、ぼくは高校受験の合格祈願に、京都の北野天満宮へも訪れていたと、母に聞かされたのです。(受験には、落ちましたけどね(^^ヾ
そして、何気なくタンスの中を覗いてみると、北野天満宮の真っ白なお守りが出て来たのです。
ぼくは、ことごとく菅原道真公の所縁の地と縁があったのです。
うぐいすは、そして東風吹かばは、こんなメッセージも残してくれました。
流れに身を任せ、それに従い、そのすべてを成しなさいと言うメッセージです。
そしてぼくは、人と人とを結ぶ役目を仰せつかっているのだと言うメッセージです。
まさに、今のぼくのしている事でした。
できる事ならば、名嘉睦稔さんとJEEP島を結びたいなんて想ったりするのです。
島の開拓者の人と名嘉睦稔さんの考え方は、とても似ています。
人間と自然の共存について、同じ様な考えを持っています。
島を一周しても、たったの270歩という、小さな無人島へ名嘉睦稔さんを誘えたなら・・・・
ぼくの新たな夢になりました♪
はてさて、この"東風吹かば"の女神、いったいぼくに何を語りかけているのでしょうか?
その謎も、きっと解き明かされると、ぼくは感じています。
そしてぼくは、この絵(版画)は、単なる絵や作品だとは想っていません。
まさに、女神♪
神社や寺にある仏心を持つその物と同じだと感じています♪
※写真のバックの写っているのは、ぼくの友達の銀杏の木♪
時々、聴診器を幹に当てて、水を通す音や幹から聴こえてくる、町の音を聞いています♪
銀杏くんに“東風吹かば”を紹介したのでした(^人^)