■杉原三智子さん
■東京都在住
■作品『通りのクロトン』
ボクのおうちに大きな四角がやってきた。いつもボクにごはんをくれるお姉さんは、たいそう大喜びしている。ボクの名前はトラジロウ。ひと呼んで「トラ」と発します。お姉さんは四角の中に、ボクにそっくりなのがいるから見てごらん、というけれど、ボクんちとは違った色のおうちではないか・・・。ボクに似たヤツのせいで、お姉さんはこの四角を手に入れたそうだ。でも、他の四角もぜ~んぶ好きだと言っている。優柔不断である。これを創ったのはボクネンというそうだ。ボクの名前よりオモシロイ。どんなヤツだろう・・・
お姉さんが好きというから、きっとボクも仲良くなれる気がするな。お姉さんはちょっぴりツライことがあると、ボクネンの言った“幸せは減りません”という言葉を思い出し、すっかりハッピーになるそうだ。ボクネンは魔法を使えるのかもしれないな。
お姉さんは四角をあっちこっちの壁にあて、フムフムとぼやいている。おうちに「ミニぎゃらりー」というのを作って、みんなにこの四角を見せたいと意気込んでいる。よーく見ると、いたいた、端っこにボクにそっくりなワンコロがいる。お姉さんはこいつに「クロトン」と名前を付けた。この四角が『通りのクロトン』という名前と聞いて、お姉さんはすっかり、通りを歩くこいつの名を「クロトン」と思い込んだ。あわて者である。本当はクロトンって面白い色の植物なんだってさ。四角の中の「クロトン」は、しっぽフリフリ歩いてる。きっと、こいつもボクと同じフーテンに違いない。
[ ボクネンズアート スタッフmai ]
2005年6月、「丸の内さえずり館」にて名嘉睦稔展を開催しました。
実は、この展覧会の仕掛け人が、○○地所の杉原さんです。
迷いに迷って決めたこの作品「通りのクロトン」でしたが、
決め手は「トラジロウ」だったのですね・・・。
「クロトン?」と「トラジロウ」、本当にそっくり。
トラジロウは、きっと、空想の世界で沖縄を旅したに違いない。。。
そして、気持ちの良さそうな縁側は、沖縄の赤瓦の家を思わせます。
風が抜けて、サイコーに気持ち良いはず。
やはり、この絵は杉原家にぴったりです。
「ミニギャラリー」ができたら、是非、また登場してください。(^o^)/


