
5月12日 (金)-21日(日)
open / 11:00-19:00 火曜定休
ボクネンズアート東京
百匹魚がいれば、百通りの物語がある。
今回の展覧会は、名嘉睦稔の目に映った海の物語です。
人魚夜話・珊瑚花畑シリーズをメインに、どこまでも深く、豊かに響き渡る
海の世界へ、どうぞ足をお運びください。
幼い頃聞いた「人魚の伝説」は、いつしかぼくの中で発酵し、
様々な物語に転じています。暗い波間にサバニ(くり船)を
浮かべて夜づりをしていると、海の底から音がする。
「歌が聞こえる・・・。」と思ってしまうのです。
あるいは夕刻の水面を眺めていると、魚のひれが出現する。
すると「ザン(人魚)がいる・・・。」と考えてしまうのです。
ぼくのイメージはそんなところから始まり、途方もなく
展開してしまうのです。
降る雨のたび事に、傷つけられた山は赤土の血を流す。
鮮血はそのまま海に至り、珊瑚は窒息するのであります。
あまりにも美しい海中の風景を織るばかりに、いたたまれ
ない気持ちは珊瑚の絵を描こうと思いたったのでした。
ところが彫りはじめるとどうでしょう、遺憾の気持ちも
いつしか消失し、ぼくはただひたすらの気持ちで珊瑚の海を
沈んだり浮いたりしながら、描くことを楽しんでいる始末。
気がついたら五十数点に達していました。それでも少しも
描いた気がしないのです。海の画想は途方もありません。



COMMENTS (2)
人魚夜話シリーズも珊瑚花畑シリーズも大好きです。
「海響展」楽しみですね。
今日のradio TINGARAのテーマは「海響展」にさせていただきました。
トラックバックをさせていただきましたので、ぜひチェックしてみてください。
Posted by: tsugumi | 2006年05月06日 16:32
tsugumiさん
トラックバックありがとうございます!
そして、radio TINGARAで「海響展」のお話と、
ボクネンさんのコメントの朗読ありがとうございます、
とても素敵でスタッフ一同感激していました☆
Posted by: staff saori | 2006年05月07日 12:50