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風のゆくえ展 [ボクネンズアート東京]

06_hi_01.jpg7月14日 (金)-23日(日)
open / 11:00-19:00 火曜定休
ボクネンズアート東京

今月の展覧会はボクネンさんが沖縄の雑誌「うるま」に連載しているエッセイ「風のゆくえ」に掲載された作品を集めました。
沖縄特有の言葉や風習、ボクネンさんの自然への眼差し、島を愛する思い。
今回は版画だけでなく文筆家としての名嘉睦稔に出会いに、是非ご来廊ください。

>>展示作品リスト
>>プライスリスト

06_hi_02.jpgうるま連載エッセイ
「風のゆくえ(第九話)」より

世果報を願う気持ちが、天と地を垂直に結ぶ常磐木になる。旗頭は聖なる樹の象徴ではないか。
してみれば旗頭は神籬と言えなくもない。
神籬は神の降臨を願う宇宙軸である。
古より人々は樹草と共に生き、その恵みを享受し、生かされていると信じ、樹が存在する事により繁栄が保証されると理解してきた。
「力で持つのではない。一体となり心で持つのだ」
長老が若気に語る代々の言葉である。
村の誇りを育むのだ。他村の誇りを認識する為には、これが絶対必要なのだ。
かくして集うことになった旗頭の祭りは、他の旗の美しさを横目に、更に我が旗が美しくあろうと全旗が上下運動に精をこめて、そうして華になるのであった。
麗しい。実にそうである。
「遊ぬ美らさや 人衆ぬ揃い」
集まって遊ぶことは祈ることと等しいのだ。
数年前に友は、旗頭が集う祭りを起こした。彼にはその美しさを想像できたからだった。
年々旗が増えその分障害も多くなったが、熱は冷まらなかった。
「人衆ぬ揃い」が見えたからだ。
ぼくは夢想する。
世界中が国旗を旗頭にして集うといい。
その美しさを競い自国のが一番と自信を持つことである。
そうしては、他国もまったく同様に自国のが美しいと思っていることを承認することである。
誇り高く建つには、他者を内在化してこそである。
「旗頭祭」は、他旗の美しさを誉め称えて自らの美しさを確かめる“まつり”である。

名嘉睦稔

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COMMENTS (6)

あー「平和の旗頭」だ!

私にとっては「旗頭」=沖縄なんです、全ての想いを込めた「旗頭」が舞う姿は涙が出るほど嬉しくなります。
睦稔さんが「旗頭」を描いてくれた事に感謝しています。
今年も各地で「旗頭」が舞います、村の心を表すがごとく誰よりも美しく舞います。

>数年前に友は、旗頭が集う祭りを起こした。
そんな彼が大好きです。

角筈さん

そうなのです!
角筈さんの想いの沢山つまった作品ですよね、
今回はボクネンさんの言葉と共に展示致します。

どうぞ『風のゆくえ展』楽しみにしていて下さい!

風のゆくえ展 楽しみです。

大好きな、
「この場所」「今日の嬉しいこと」に加えて、
小品ですが「貝ガラと一緒」も入っていて、
嬉しい限りです。

海のふたにもはまっていますので、
今まで以上に原画から多くの感動を頂けそうですね。
それにしても、吉本ばななさんのぐいぐい引きつける
文章力には驚嘆しました。主人公とはじめちゃんの
会話を主体に構成していることも関係していそうなのですが、
まだ読んでいる途中なので、
私自身の分析はこれからです。

睦稔さんは、さきに原作を読まれてから
制作されたのでしょうか?
あまりにもストーリーにフィットしているので、
うーん!と唸りながら読んでいます。

ギャラリーでTINGARAの曲がかかっているのとは、
また違ったコラボレーションで堪能できますね。

最後になりましたが、先週末の沖縄ギャラリー訪問記念に、
「来訪」と「部瀬名岬」の額入りポストカードを
購入してきました。
会社のマイブース西側に、黄色の印象的な「来訪」が
まるで以前からあるように収まっています。
そうです! 西に黄色ですよね。

ゆあみさん

ボクネンズアート沖縄、堪能されたみたいで何よりです♪
よしもとばななさんの文章を読んで、、というよりも、
ぱっと飛び込んできたキーワードから浮かんできたものを
彫ったというかんじだそうです。
なので、話の流れとは全然関係のない絵でありながらも、
その雰囲気はマッチしているんですよね。
文章の挿絵というよりも、まさにコラボレーションという
わけです(^^

昨日は、お茶までごちそうになりまして
ありがとうございました。
コメントできそうな場所がみつからなかったので
企画展示は見ることができませんでしたが
ここに書かせていただきます。
またブログに書きましたので
お時間のあるときにお越し下さいませ。

himeさん

こんにちは、コメントありがとうございます!
ブログに素敵に書いて頂いて嬉しいです、
きっと作品たちも喜んでいると思います!

どうぞまた感性を磨きにいらして下さいね☆

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