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「に」ニライカナイ

16_mi_01.jpg琉球列島に古くから伝承されている、神が住むとされる理想郷「ニライカナイ」。ここから1年に1度神が訪れてきて、人々に祝福を与えて再び帰っていくという信仰があり、今でもその神々の来訪を演じる儀礼が、あちらこちらの祭りの中に残っています。

「ニライカナイ」という言葉の意味の解釈も、「根になるところ」(外間守善)や、
「遠く遥かな所」(柳田國男)等諸説あるようです。

ボクネンさんにとって神々が住むところ。
それは天高くでも、地上でもなく、「中空」だといいます。


まっすぐ見るよりも、視線をちょっと上にあげたところ。
天と地の間にある「無であり全である場所」。

ちょっとした禅問答のようですが、ボクネンさんはそこに
あらゆる神々を見出さずにはいられないようです。


  __中空(なかべ)_________________________________________

  見渡す水平線を眺めていて、しばらくの内に中空に眼を移すと、
  俄にざわめきだって、やがて人に近い形象がそこに出現する。

  それは、薄い緑や水色や淡い紅色である場合が多いが、
  たなびく様にして衣が揺らめくと、
  どうにもぼくには神様に思えてならず、
  見入ってしまうのである。


 -後略-
                          名嘉睦稔


気持ちのよい秋晴れの空を仰ぎながら、
見えない空間にある「何か」を感じてみてはいかがでしょうか。


みさ@ボクネンズアート東京


COMMENTS (4)

こんにちは。
こちらの話題とはちょっと違うのですが、一言お礼を言わせて下さい。
13日にボクネンズへお邪魔したときに、来年のカレンダーを見せていただきました。
わたしは童子シリーズが好きで、特に『どうだい』と『ほらおはな』が大好きなのです。でも、なかなか原画には手がとどかないし・・・と、ボクネンズさんに「絵葉書にしてもらえませんか?」などとずうずうしいお願いをしていました。それが今年、さっそくアートカレンダーにしていただけるなんて!ボクネンズファンとしては、もう嬉しい限りです。ありがとうございました!
さっそく一部購入させていただきました。
ボクネンズに行くと、いつも南国情緒いっぱいの睦稔さんの作品と、スタッフの皆さんの笑顔に迎えてもらえます。こころゆくまで作品を堪能し、スタッフの方々と楽しくおしゃべりさせていただいて、満ち足りた時間を過ごすことができます。ボクネンズは東京のオアシスですね。

YUMIさん

先日はご来廊いただきまして、
ありがとうございました♪
今年初登場のカレンダー 壁掛小タイプは、
本当にオススメですよ。
書き下ろし作品もたくさん入っているので、
楽しんでいただけてなによりです(^^

オアシスになれているのは、
ボクネンさんの絵の持つ力と、
いらっしゃる皆様のお陰です♪
是非またいらしてくださいね。

沖縄では祖先の霊は地下にいると思われているそうです。それはまるで蝿が天井にくっついているように天と地が逆になっているそうです。
つまり人の足の下に、同じように逆になった祖先の足がある。
いいかえると祖先の霊が人を支えてくれていると考えられてます。
足元で祖先が支え、中空で神々が見守る。
これが沖縄の目にはみえないけど本当の姿だと思います。

おむすびさん


>つまり人の足の下に、同じように逆になった祖先の足がある。

へ~~、そうなのですね。
その様子を想像するとなんだか不思議です。
人間ひとりと感じることもありますが、
まさに沢山の命と存在に支えられ、共に生きているんですよね。
今日からちょっと足元が愛しくなりそうです(^^

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