inunoakemodoro.jpg
折りからの露玉をいっぱいつぶしたので、体はすっかり濡れてしまいました。これも朝の陽を体でとり込みにきたのです。
見晴らしのいい処までくると母さん犬は、二度程その体を回すと座り込み、悠然とします。しばらく海の向こうをみつめていますが、やがて静かに毛づくろいを始めました。並ぶようにして「いたずらものたち」も、手足の露を小さな舌でこし取ります。
早朝の清々しい光線はすっかり輝きを増し、おしみのない慈しみを満たしています。
「戌のあけもどろ」です。
たっぷりとした幸福感です。 『戌のあけもどろ』より抜粋

名嘉睦稔

▼エッセイ『戌のあけもどろ』の全文はこちらです。
http://www.bokunen.com/mt/archives/2008/12/post_356.php

| | COMMENTS(1) | TRUCKBACKS(0) | EDIT

heya.jpg
作家・よしもとばなな氏とのコラボレートにより誕生した「海のふた」シリーズの作品。こちらは挿絵に使用されたそのままの原画になります。

| | COMMENTS(0) | TRUCKBACKS(0) | EDIT

toyomutedako2.jpg
毎日が新しい日でその度に寿ぎの日だと言うのに、僕らの毎日はそれを忘れて暮らしている。忘れることも必要であるけれど、真実の毎日はその日だけの一回だけの一日。生まれたての小どもから若者になりいよいよ、ギラつき、老いて夕暮をおしみ次の生の活気をためる為に死の祝福をあげる。太陽子はだからグワラン グワランの響みの内に天空を満ちて咲くのだ。

名嘉睦稔

| | COMMENTS(0) | TRUCKBACKS(0) | EDIT

wakutamago.jpg


オバァがね
“食べ物は海に預けてあるサ”と言うのです。
“じゃあ、ちょっと海に行って、タコを引っこ抜いてこようねぇ”
なんて、まるで大根みたいですよね。

名嘉睦稔

| | COMMENTS(1) | TRUCKBACKS(0) | EDIT

sangonomichi.jpg


光が満ち溢れるこの道を
大事にしなければいけません。
陸の森と海の森は
私達全生命の生存を
保証しているのですから・・・。

名嘉睦稔

| | COMMENTS(1) | TRUCKBACKS(0) | EDIT

kochifukaba.jpg

満開ですと、それは美しいのでしょうと、
はな梅の塩梅を想っていますと、
背後に圧倒的な巨木の霊力(せじ)を
感じ振り返りました。
樟の木が静かな眼差しで
ぼくたちを観ているのです。
折りからの北の風精が、
梢をゆさぶって西の方向に走り去るところでした。

名嘉睦稔

| | COMMENTS(1) | TRUCKBACKS(0) | EDIT

ボクネンズバナー


Archives

・送料は全国一律525円です。
・なお商品の合計金額が5,000円を超えた場合は、送料無料になります。
・ギフトとして贈りたい場合、配送先別指定に明記してください。

ラッピング 100円 


ライブ制作~星の叢花~

Loading...